ツムラは、国内の医療用漢方製剤の需要拡大にともない、漢方製剤の中間製品であるエキス粉末を生産する第4SD 棟と、原料生薬の受入れと保管の機能を有する第3生薬棟を新設する。
第4SD棟は、自動化技術の導入による省人化と、設備能力を向上して切替洗浄時間の短縮を図っている。第3生薬棟は、ラック式の自動倉庫とし、入荷後の搬送を無人化しエキス粉末生産量の増産に対応。建屋は耐震構造を採用し、自動倉庫には免震ラックを使い、地震発生時の被害を最小限にとどめ、早期の生産再開を可能とした。
第4SD棟は地上7階建で、建設費用は約300億円。建築面積は1560平方メートル。延床面積は8462平方メートル。第3生薬棟は地上2階建で、建設費用は約80億円。建築面積は1988平方メートル。延床面積は2941平方メートル。
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