
ABBは、自動車の塗装工程向けの高塗着塗装機「RB1000i-S」を発売した。
同製品は、同社製ロボットに搭載することで塗装効率を10%以上向上でき、従来機種と比べて塗料の無駄を最低でも30%削減。CO2排出量も大幅に削減できる。例えば1台あたり2.5リットルの溶剤系塗料を使用し、年間20万台の自動車を生産する工場では、同製品を導入することで工場あたり年間5万リットルの塗料を節約できる。直接的なコスト削減として50万ドル(約7600万円)に相当し、効率的な塗装プロセスを実現し、工場全体のエネルギー消費量も削減する。