富士電機は、港湾に停泊する船舶に対する陸上からの電力供給システムを発売した。
船舶は、港湾停泊している間、空調や照明など船舶内の電気設備に必要な電力は船舶内の発電機から供給することが一般的だが、陸上電力供給システムで電力を供給することで発電機の稼働が不要になり、燃料の燃焼時に生じるCO2やすすなどのPM(粒子状物質)、燃料に含まれるSOx(硫黄酸化物)等の大気汚染物質の排出量削減が期待できる。
そこに向けて同社は、陸上から船舶への電力供給を容易にするコンテナパッケージとケーブルマネジメントシステムの搭載を標準仕様とした新たな陸上電力供給システムを開発・発売した。
https://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/1204167_4830.html