FUJIは、愛知県岡崎市に、主力機種となる「NXTR シリーズ」を生産する岡崎新工場棟が竣工した。
NXTR シリーズは、同社が提唱するスマートファクトリー構想「FSF」(FUJI Smart Factory)のプラットフォームとなる電子部品実装ロボットで、工場の無人化を目指して開発された最先端モデル。製造業界では労働力不足や人件費の高騰によって自動化ニーズが高まっており、生成 AI の普及に伴ってエレクトロニクス市場が急速に成長する見込みとされている。NXTR シリーズは、こうした市場ニーズに応える製品として、今後の需要拡大が期待されている。
新工場棟の設立により、岡崎工場の延床面積は 3万2500平方メートルに拡大し、生産能力は従来の1.5 倍に引き上げられる予定。総投資額は約100億円となる。
https://www.fuji.co.jp/data/uploads/2425_OkazakiNewFactory.pdf