
三菱電機は、福岡県福岡市のパワー半導体のマザー工場となる「パワーデバイス製作所」について、約100億円を投資して、パワー半導体のモジュール組み立てと検査工程を担う新工場を建設する。稼働開始は2026年10月を予定している。
新工場棟は、敷地内のモジュール組立・検査工程の製造ラインの一部を集約し、部材受入から製造、出荷までの生産工程を効率化する。進捗管理や自動搬送などを行う生産管理ツールを導入し生産性を高め、製品開発力の向上に向けて設計・開発・生産技術検証から製造までを一貫して行う体制を強化する。