西部電機は、福岡県古賀市の本社敷地内にワイヤ放電加工機を製造する新精密工場兼事務所棟を竣工した。
中国やASEAN諸国でびスマートフォンや電子部品、電気自動車関連の生産増や半導体市場の成長にともなってワイヤ放電加工機に対する需要も高い水準で推移している。
新工場では、1階にワイヤ放電加工機の製造ラインを構築し、製造プロセスのデジタル化や無人搬送機などの導入により、生産能力は月産80~90台から約1.5倍の120台に向上する見込み。更に設備の高効率化によるCO2排出量の低減に加え、太陽光発電によるグリーンエネルギーを導入するなど、カーボンニュートラルの実現に向けても積極的に取り組んでいく。地上3階建ての鉄骨造で、延床面積は1万1707平方メートル、建築面積は6209平方メートル。
https://www.seibudenki.co.jp/temporary/file/pdf/24101109192417admin2024.10.11shinkoujou.pdf