アサカ理研、いわき工場のリチウムイオン電池の再生のための設備投資に70億円を増額

アサカ理研は、福島県いわき市のいわき工場で、リチウムイオン電池再生のための設備投資に70億円を投資する。
同社では持続可能な循環型社会の実現を目指し、リチウムイオン電池(LiB)再生の事業化に取り組んでいる。廃棄されたLiBに含まれるリチウム(Li)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、マンガン(Mn)等のレアメタルを回収・再生し、再び原料として安定的に供給する”LiBtoLiB”(水平リサイクル)の実現を目指し、福島県いわき市にいわき工場を増設し量産設備の導入を進めている。
LiB再生処理にかかる環境負荷(CO2排出・廃棄物等)を大幅に低減させつつ、高い回収率を達成する独自工程の開発はすでに成功しており、この工程をいわき工場に導入するためには大規模な追加設備投資が必要であると判断し、投資総額を約22億円から約70億円へと増額する。2026年中竣工予定。2026年中稼働開始予定。

https://www.asaka.co.jp/investor/irnews/files/f90e1c6e75bcca18514aba2efe9e8caacffbae07.pdf

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