オムロンは、協働ロボットの導入事例として、旭光電機の「組立工数の削減のためにセル生産に導入した協調ロボット活用と工夫」を公開した。
産業用機器に組み込まれて使われる少量多品種のユニット機器を生産する旭光電機では、増えてきた生産量に対応するため、既存の生産ラインにかけてきた工数の見直しが必要になってきていた。そこで、比較的生産量の多いドア制御コントローラの2人持ちU字生産ラインに着目し、作業者とともに働ける協働ロボットを導入。協調ロボットは機能検査試験のタクトに合わせてネジ締め作業と搬送作業を行い、残る1名の作業者はその他の工程を負担することで全体のタクトタイムが平滑になり生産効率が上がったという。
https://www.fa.omron.co.jp/product/robotics/lineup/collaborative/video/application29