大熊ダイヤモンドデバイスは、福島県大熊町にダイヤモンド半導体の研究開発、製造の新工場を建設する。
ダイヤモンド半導体は、既存半導体に比べて高周波特性や大電力効率、放熱性等に大幅に優れ、次世代通信技術「6G」の実現に不可欠とも言われている。高放射線や高温/低温といった極度環境下でも正常に動作でき、福島第一原子力発電所の廃炉計画に加え、他原発や宇宙開発への応用が期待されている。
同社は、ダイヤモンド半導体を垂直統合的に研究開発から製造まで担う企業として、大熊町に世界初となるダイヤモンド半導体工場を建設する。工場は2024年度中に建設を開始し、2026年度には稼動開始を予定している。敷地面積 6361平方メートル。
https://www.town.okuma.fukushima.jp/uploaded/attachment/9785.pdf