横河電機は、洋上風力発電における海底電力ケーブル状態を監視して損傷の予兆を検知し、状態基準保全を可能にする「OpreX Subsea Power Cable Monitoring」を発売した。
洋上風力における海底電力ケーブルは、自然災害や事故などに起因する不具合や損傷の発生率が高く、損傷した際に電力が得られないなど金額的な損失も大きい。定期的な点検と保守が欠かせないが、ケーブルは海底に埋設され長距離に渡るため、保守には作業船やダイバーの手配などが必要になり、多額のコストが発生している。
それに対し同製品は、光ファイバ温度センサを活用し、海底電力ケーブルの温度を常に把握し、特徴的な変化があった位置を特定することにより、最適なタイミングでメンテナンスを行う状態基準保全を可能にする。新設・既設のいずれの洋上風力発電設備にも対応でき、定期的な点検や保守にかかる費用や工数の削減、操業効率の最大化する。
https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2024/2024-12-11-ja
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