ロックウェル・オートメーションの製造実行システム(MES)「FactoryTalk ProductionCentre (ファクトリートーク プロダクションセンター)」が、住友ゴム工業の白河工場に採用された。まずは日本国内で最大規模である白河工場(福島県白河市)から実装を開始し、来年度2025年に稼働を開始。その後、2026年末の効果検証を経て、標準化の上、国内外工場への展開を進める。
住友ゴム工業は、少量多品種生産体制のため人への依存が高く、現場担当者が持つ生産計画ノウハウの共有や効率改善、製造拠点のデータ標準化を課題としており、2019年からPTCとIoTプラットフォームの導入/アプリケーション開発を進め、現在国内全4工場と海外5工場で稼働している。さらなるDXとしてIoTプラットフォームとERP連携を目指し、今回のMES「FactoryTalk ProductionCentre」の実装を決定した。
https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/company/news/press-releases/SRI-RA-MES.html