【2025年 年頭所感】一般社団法人 日本配線資材工業会 代表理事・会長 松本 年生 環境の変化に情報交流推進

新年明けましておめでとうございます。関係団体、並びに会員の皆さまには日頃より当工業会の事業に多大なるご尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。

能登半島地震から1年が経過しましたが、その後の豪雨災害もあり、被災地ではいまだに不自由な生活を続けられている方がたくさんいらっしゃいます。被災者の皆さまにあらためてお見舞いを申し上げます。

3年余りにわたった新型コロナウィルス感染症もほぼ収束し、日常活動もようやく通常に戻りつつあります。しかし、世界の政治・経済を取り巻く環境は依然予断を許さない状況が続いています。

こうした中で、私共を取り巻く市場環境は在庫整理が進み、低迷していた受注状況も少しずつ上向きつつあります。一方で、中国市場の変調、人手不足、物流費の上昇、為替の動向など、数多くの課題を抱えており、難しい対応が迫られています。

当会の活動もコロナ下で制約されていましたが、少しずつ以前の状態に戻りつつあり、2024年6月には「いしかわ復興支援研修会」を開催し、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県をはじめとした北陸地域の視察を行いました。また、今年1月には会員の皆様が一堂に会する定時社員総会、及び新年賀詞交歓会の開催を予定しています。

日本配線資材工業会は、配線資材にかかわるメーカー、商社などが一堂に集まった工業会として、今年で設立17年目を迎えました。これからも会員企業に役立つような活動を続けて参りますが、とりわけ、会員の増強と認知度向上に向けて、西日本部会、青年部ともに活動に取り組む所存です。

当会の扱う配線資材は、第1次産業から第3次産業まで幅広い分野で利用されています。なかでもデジタル化にともなう情報通信関連や、半導体、自動車関連は技術革新が激しく、市場環境も大きく変化します。この変化への対応を会員企業が情報交流を進めながらタイムリーに進めることがますます重要になっています。今年もそうした機会を積極的に提供して参りたいと思います。

最後になりましたが、引き続き会員の皆さまからのご支援、ご協力をお願い申し上げますとともに、皆さま方のご発展とより一層のご活躍を祈念いたします。

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