三菱電機は、生産現場における外国籍従業員との円滑なコミュニケーションを実現するアプリケーション「翻訳サイネージ」を4月1日からサブスクリプション型サービス(月額)として発売する。
少子高齢化や労働人口不足の深刻化にともなってさまざまな分野で外国籍労働者の雇用が拡大するなか、日本人従業員との間に言語の壁があり、安全・品質に関する遵守事項や作業指示が伝わらないケースが発生し、生産ロスの増加や品質低下、教育時間の増大、労働災害の増加などが問題となっている。
それに対し同サービスは、日本語で作成した原稿を事前に多言語に翻訳し、工場の朝礼などで説明者が話すスピードに合わせて多言語でサイネージに同時表示することで、伝えたい内容をさまざまな言語で伝達できるアプリケーション。外国籍従業員はその日の作業内容や注意事項を母国語で理解することが可能となり、作業品質や安全性の確保、モチベーションの向上などに寄与する。
これまでベータ版として実験やテストを重ね、UIを改良して発売となる。
三菱電機、生産現場での多言語コミュニケーションを実現する「翻訳サイネージ」発売
- 2025年2月3日
- 新製品/サービス
- 2025年1月29日号, 三菱電機
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
- 次の記事へ
記事がありません