アピステは、屋外制御盤用クーラー「ENCシリーズ」について、静音型「ENC-AS-HDSシリーズ」をラインナップに追加した。
同製品は、防錆のための構造設計により高耐候性を実現。凝縮器フィンをエポキシ樹脂で塗装し、細部まで塗装を施すため、塗料槽に浸すディップ塗装・焼付け処理を実施。冷媒配管にはメタルエポプライマー塗装を施している。塩害エリアでの使用も想定し、ボディーには合金化溶融亜鉛メッキ鋼板を採用。鋼板の上にポリエステル粉体塗装を膜厚70μ以上で塗り仕上げ、JRA9002重塩害規格に準拠している。DC48V仕様のENC-AS1000HDCSでは内装板金にも、同様の塗装を施し、高い信頼性と耐久性を実現している。
従来の屋外制御盤用クーラーで課題とされていたコンプレッサーや放熱ファンの稼働音を極限まで抑制し、住宅街でも設置可能な超低騒音仕様を実現した。
冷却能力は500Wクラス/1000Wクラス/2000Wクラスをラインナップし、電源電圧はAC100V/AC200V/DC48V仕様から選択可能。デジタルサイネージや急速充電器、モバイル用通信基地局など、さまざまなアプリケーションに使用できる。
https://www.apiste.co.jp/enc/lineup/category/contents_type=27