大阪ソーダは、愛媛県松山市の松山工場で建設中だったシリカゲル製造設備が竣工した。
同社のシリカゲルは、医薬品等の分析や精製工程に使用される特殊シリカゲルで、世界シェアの約 60%を占めるヘルスケア事業の主力製品。近年では、世界的な⼈⼝増加や健康⻑寿の推進を背景とした糖尿病患者数の増加、さらには肥満症治療薬という新たな市場の立ち上がりにより、急速に需要が拡大している。
同設備は、製造に供するエネルギーに再生可能エネルギーや水素を利用した環境に配慮した設備で、シリカゲルの製造能力を現有の1.5倍に拡大する。
https://www.osaka-soda.co.jp/ja/release/index/COPY-index-4943053239261779587.html