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シュナイダーエレクトリックは、スカラロボット「Lexium SCARA(レクシウム スカラ)」を発売した。
同製品は、大きな動作範囲と高精度な制御ながらコンパクトな設置面積を実現。シンプルでコンパクトなオールインワン設計で、モーターとコントローラー、通信とI/Oを内蔵し、配線を削減でき、容易に設置可能。バッテリー製造、電子機器組立て、倉庫管理、消費財の包装工程などの多様な業界・工程で、製品の排出入やピックアンドプレイス、包装、マテリアルハンドリングなどのアプリケーションに適している。
また、同社のコントローラ「PackDrive(パックドライブ)」は、Lexium SCARAをはじめ、複数台のロボットやリニア搬送システム、サーボモーターまで、1台のコントローラーでラインや装置全体のモーション制御をまとめることができる。通常は、ロボット1台毎や搬送システム専用など、装置やラインの規模に合わせて複数台のコントローラーが必要となり、コントローラー同士の通信環境の整備や、それぞれの動作を同期させるための複雑な制御プログラム、複数ソフトウェアでの設計作業など、開発工数の面で大きな負荷がかかっていたが、同社製品では集中制御、同時制御に優れ、制御開発工数を削減し、スピーディーな立ち上げができるようになっている。
またエンジニアリングソフトウェア「EcoStruxure Machine Expert」「EcoStruxure Machine Expert Twin」で、エンジニアリング、試運転、シミュレーション/エミュレーション、デバックが可能。デジタルツイン上で様々な条件のシミュレーションができ、実機を購入してからの立上げ時間を大幅な短縮可能。専属の日本のエンジニアが導入をサポートし、メンテナンスパーツの購入など継続的なサービス体制も提供する。
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