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日本配線資材工業会(JWAA、松本年生会長)は、「第17回定時社員総会」と「賀詞交歓会」を東京・上野の東天紅上野店で1月23日開催した。
総会には会員74社から54社が出席し、松本会長を議長にして2024年(令和6年)度事業報告と収支決算報告、25年(7年)度事業計画と収支予算などを審議し、承認した。
総会の冒頭、松本会長が挨拶し、「2年間続いた部材不足の後の膨れ上がった市中在庫も、2年間経ち通常に戻りつつある。昨年終わり頃からは受注が増えてきたとの声も聞かれるようになってきた。そういった意味で今年は当業界が躍進する始動の年になるものと思っており、是非明るく元気な業界になるように皆さんと一緒に頑張りたい。大阪では日本国際博覧会が4月13日から開催されるが、日本中が盛り上がるように当業界も協力していきたい。世界情勢は不確定要素が多いが、半導体製造装置需要をはじめ、新しいイノベーションのAI、DX、IoT、自動運転、コネクテッドカー関連などが我々のビジネスチャンスになる。これらへの取り組みを強めることで躍進していきたい」と述べた。
25年度は、西日本部会と青年部の活動推進・支援、セミナー・勉強会と視察ツアーの開催、対外的認知度向上と会員数100社を目指した組織力強化などを計画している。
役員人事では、副会長の竹内保市竹内工業社長と理事の島内総明カメダデンキ会長が退任し、新たに山下宣世カメダデンキ社長が理事に就任した。
その後開かれた賀詞交歓会には55社144人が参加した。