ファナック、2024年度3Q決算、減収増益 CNCとロボマシンが好調、ロボットは苦戦サトーパーツ、「サトーパーツPrivate Show 2025」を2月に東名阪で開催

ファナックは、2025年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は5850億1400万円(前年度比1.9%減)、営業利益は1104億9600万円(2.9%増)、純利益は1027億8400万円(4.5%増)の減収増益となった。
部門別では、FA部門は、CNCシステムの主要顧客の工作機械業界の需要は、国内を含む世界各国で低調だったが、インドや補助金制度等が追い風となった中国で好調に推移し、売上高は1474億2400万円(10.0%増)となった。ロボット部門は、国内は自動車関連向けの需要がまだら模様の中、一般産業向けが期の後半堅調に推移した。中国は、好調だったEV関連向けが下降気味、インフラ関係と電子産業向けも低調だった。欧米でも主に自動車関連向けが低調となり、部門売上高は2423億8600万円(16.4%減)となった。ロボマシン部門は、ロボドリル(小型切削加工機)は海外市場が堅調に推移し、ロボショット(電動射出成形機)は中国とアジアでの需要増。ロボカット(ワイヤ放電加工機)は、米州、中国、アジアで売上が増加したが、欧州で売上が減少。部門売上高は928億1900万円(21.8
%増)となった。
サービス部門は、サービス体制の強化、IT技術の積極的な導入による効率アップ等を進め、部門売上高は1023億8500万円(6.4%増)となった。
通期見通しは当初予想から変更はなく、売上高7919億円(0.4%減)、営業利益1523億円(7.3%増)、純利益1392億円(4.5%増)としている。

https://www.fanuc.co.jp/ja/ir/announce/pdf/2025/financialresult202412.pdf

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