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ツムラは、中国天津市で漢方エキス粉末の製造・販売を行う子会社の天津津村製薬有限公司の第2期工事が完了した。
天津津村製薬有限公司は、国内事業向けの中間製品である漢方エキス粉末の製造・販売を事業内容として設立し、1期から3期まで3段階に分けて建設工事を進めており、完成後は中国最大の漢方エキス粉末生産拠点となる見通し。
今回建設した第2期製造棟は、2025年度からの稼働を予定し、竣工直後の1年間で約200トンの出荷量を予定しており、現在稼働中の第1期製造棟の約750トンと合わせ、2025年度中には合計で約950トンの生産能力になる見込み。第3期建設も進めており、2028年度には第3期製造棟も含め、現在予定している製造ラインがすべてフル稼働体制になる見込みで、約2250トンのエキス粉末生産能力を有することとなる。
2期製造棟は、RC造4階建て。建設費用約100億8000万円。建築面積は1791平方メートル。延床面積は7016平方メートル。
https://www.tsumura.co.jp/news/newsrelease/item/20241217.pdf