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シュナイダーエレクトリックは、モーター制御製品のソフトスターター「Altivar Soft Starter」(アルティバ ソフトスターター)について、シンプルマシン用「ATS430シリーズ」と最上位モデル「ATS490シリーズ」の2モデルを追加した。
ソフトスターターはモーターのショックレスな始動・停止をサポートするための機器で、コンベアーやポンプ、ファンなどのモーター制御における始動・停止時の負荷低減に対して世界では広く使われているが、日本では速度制御が不要な場合でもインバーターが用いられる場合が多く、ソフトスターターはマイナーな存在だった。それに対し同社は2024年にソフトスターターを発売し、導入実績も増え、ニーズも高まっていることからラインナップを拡充した。
ATS430シリーズは、スタンダードな産業用装置向けのソフトスターターで、コンベアーやファン、ポンプ、コンプレッサーなどの制御に最適。バイパスリレー内蔵、トルク制御、電力&コンディションモニタリング機能なども実装している。ATS490シリーズは最上位モデルとなり、産業用マシンやプロセス、インフラ向けに適し、 コンベアーやファン、ポンプ、コンプレッサー、破砕機や撹拌機などのシビアな制御にも対応。バイパスリレー内蔵をはじめ、標準Webサーバー機能や電力&コンディションモニタリング機能、安全機能のSTO(セーフトルクオフ)、防爆認証ATEX/IECEx、IEC 62443-4-2 SL1に 準拠したサイバーセキュリティーなど高機能で高い堅牢性を備えている。
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