ペプチドリームは、次世代放射性核種(Lu-177、Ac-225、Cu-64 等)を用いた放射性医薬品の新たな製造拠点として、千葉県君津市のかずさアカデミアパークに工場を新設する。
同社グループは、独自の創薬開発プラットフォームである PDPS技術を活用し、放射性医薬品(RI)領域において放射性医薬品の研究開発・製造・販売を行っている。
稼働中のPDRファーマ千葉工場(千葉県山武市)は現在販売している放射性診断薬・治療薬の製造を行っているが、今後、次世代放射性核種を用いた新たな放射性治療薬、診断薬と組み合わせたセラノスティクスの上市を予定しており、国際的な医薬品製造基準に対応した製造キャパシティの拡充に向け新工場を建設する。
新工場は2028年の稼働開始を目指し、2028年までの投資規模は100億円程度になる。用地面積は5万7000平方メートル。設計開始は2025年1月。2026年6月着工予定。2028年10月操業予定。
ペプチドリーム、千葉県君津市のかずさアカデミアパークに放射性診断薬・治療薬製造の新工場
- 2025年2月14日
- 工場・設備投資
- 2025年2月12日号, ペプチドリーム
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