「作り手がいて、売り手の力次第で売り上げは変わる」製造と販売の理想の関係

江頭2:50さんと聞くと、テンション高く暴れ回る過激な芸人だと眉をひそめる人は今もいるかもしれないが、素の人柄は穏やかで優しい常識人であり、テレビで見せる破天荒な姿とのギャップも相まって、いまも一部で熱狂的な人気を博している。そんな江頭さんのYoutube「エガちゃんねる」で2月10日に公開された最新動画は、製造業に携わる者にとって考えさせられるものだった
その動画は「ぶっ○す」という穏やかならぬタイトルで公開された。ファミリーマート×日清×エガちゃんねるでコラボしたカップ麺が発売され、大分県のあるファミリーマートが店を挙げてコラボ麺専用の売り場ディスプレイを作り、Xにその様子を投稿。それを見た江頭さんとチャンネル運営スタッフがアポなしで突撃するという内容だった。

江頭さんらは店に到着後、店内へ突撃してド派手に飾られたディスプレイを見て大喜び。一通り大騒ぎした後、今回の仕掛け人である店長さんに話を聞くと「作り手がいて、売り手の力次第で売り上げは変わる」と言い、江頭さんのファンであると同時に、今回に限らずそうした気持ちでいつも売り場を作っているとした。その姿勢に感激した江頭さんは、バイトと称して店の外に出て呼び込みをはじめ、帰る時間ギリギリまでカップ麺の販売を手伝った。作る人、売る人、買う人すべての笑顔が溢れ、とても心を打つ神回だった。

どんな製品も、誰かが開発して製造したから形になり、それをお客様に提案して販売する人がいて初めて売れる。裏を返せば、作り手がいなければ製品は生まれないし、売り手がいなければ売れない。製造と販売は一心同体であり、力を合わせれば大きな力になる。当たり前の話だ。では、いま製造部門と営業部門、メーカーと販売代理店は、同じ方向を向き、心と力を合わせられているだろうか。今回の22分の動画には、製販が力を合わせる効果と喜び、尊さ、ものづくりの醍醐味が詰まっている。ぜひ一度、見てほしい。

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