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横河電機は、OpreX Control and Safety Systemのラインアップとして統合サーバ「OpreX Collaborative Information Server」のアプリケーション構築や外部接続を促進する機能を強化した。
同製品は、プラントのあらゆる設備やシステムから膨大なデータを集約し、生産活動全体に最適な情報の一元管理を可能にし、リモートオペレーションの環境を提供することで作業場所を選ばない効率的なプラント操業や迅速な意思決定を支援する統合サーバ。
今回新コンポーネントとしてゲートウェイの役割を担う「CIゲートウェイ」を追加したほか、IT系のアプリケーションで広く利用されているWebアプリケーションの標準インタフェース「RESTful API」に対応。RESTful API経由で「OpreX Collaborative Information Server」上のデータにアクセスできるようになり、より効率的なOTデータの活用とIT/OTデータの連携を可能になった。
またIEC 61850通信ドライバを機能強化。従来は自動実行されていた一部操作が、より安全性の高いインタラクティブなオペレータ操作を選択できるようにし、さらに機器から受信したレポートに含まれるデータを「OpreX Collaborative Information Server」のデータとして活用できるようになった。
https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2025/2025-02-12-ja