三菱電機は、自然界のわずかな動きや人の動作で効率よく発電する電磁誘導発電モジュールを開発した。そよ風や弱い水流、人が床を踏む動きなどを利用した発電ができ、配線と電池交換が不要な低消費電力(数ミリワット程度)の機器・センサー向け電源としての活用に最適。これまでIoTセンサーの設置が難しかった場所への設置が可能となり、センシング技術の活用範囲が大幅に広がるとしている。
同モジュールを組み込んだ床板の上を人が通過した際に発電する床発電装置のテストでは、従来の圧電素子を用いた床発電装置の100倍となる200mWの発電量を確認した。
三菱電機、わずかな動きで発電する電磁誘導発電モジュールを開発
- 2025年2月26日
- FA業界・企業トピックス
- 2025年2月19日号, 三菱電機
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています