RYODENは、2025年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は1588億3300万円(前年同期比19.3%減)、営業利益は34億8800万円(44.4%減)、純利益は28億4600円(34.1%減)となった。電子部品・半導体分野は、自動車向けパワー半導体やAI関連製品の需要は堅調だったが産業機器用途で在庫調整局面が見られ、中国市場も不安定な状況が続き低調。FA分野も、ユーザーの在庫調整による影響と中国市場の低調が継続。冷熱ビル分野はインバウンド増加により店舗設備が増加し、省エネや環境対策設備なども堅調に推移した。
FAシステムは盤メーカー向け販売が堅調の一方、エンドユーザーやセットメーカーの在庫調整からの回復が遅れ、PLC、サーボ、インバータ等主要取扱品の販売が低調で、売上高353億300万円、営業利益9億4500万円となった。
通期業績見通しに変更はなく、売上高は2180億円(15.8%減)、営業利益は55億円(33.9%減)、純利益は43億円(25.0%減)としている。
RYODEN、2025年3月期第3四半期決算 FAは在庫調整と中国市場の不安定さで低調
- 2025年2月20日
- 決算・業績
- 2025年2月19日号, RYODEN
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