たけびし、2025年3月期第3四半期決算 装置システムが堅調も、FA機器が減少

たけびしは、2025年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は722億1400万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は24億4800万円(17.3%減)、純利益は22億4200円(5.8%増)となった。
セグメント別では、FA・デバイス事業は売上高548億1000万円(4.5%減)、営業利益20億1300万円(19.8%減)。産業機器システム分野は、装置システムが製造業の設備投資と自動化の需要を捉え、半導体や産業用蓄電池向けを中心に増加したが、顧客の在庫調整によるFA機器の減少、産業用加工機の前年度大口案件剥落による反動があった。半導体・デバイス分野は、デバイスが半導体製造装置関連向け等で減少したが、電子部品実装機向けやインドの車載関連向け等で増加。半導体はパワーコンディショナー向けが堅調も、市場流通品の需要の減少があった。
社会・情報通信事業は、売上高174億400万円(4.6%減)、営業利益4億3500万円(3.3%減)。
社会インフラ分野は、非常用発電機が増加したが、放射線がん治療装置と医療用診断装置が前年に集中した反動があった。情報通信分野は、携帯電話で高価格端末の販売が堅調に推移し、環境分析関連の新規ビジネスが増加した。
通期業績見通しに変更はなく、売上高は1500億円(0.1%増)、営業利益は33億7000万円(9.8%減)、純利益は25億1000万円(0.3%増)としている。

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