住友理工は、小牧製作所（愛知県小牧市）に、橋梁用ゴム支承や住宅環境製品などの開発・製造を担う化工品の新工場を竣工した。
新工場ではソーラーパネルを導入し、年間約700MWh の再生可能エネルギーの発電が可能。エネルギー需要を超えた電力は敷地内の他工場でも活用する。地域社会との共生に配慮し、近隣住宅エリアから音・振動・排気を遠ざけ、防音壁の設置や、運送会社ドライバー向けの休憩施設、トラック待機場所の拡張を行い、業務効率の向上と地域社会との調和を実現。来場者向けの見学ルートは安全に配慮し、上部から全体を見学可能な回廊を設置した。
従業員配慮についても、空調設備を更新し快適な職場環境を整備。歩車分離を徹底し、従業員の安全を確保している。休憩スペース、多機能トイレの充実を図り、多様性を尊重する職場環境を実現。障がい者が働きやすい職場環境の整備にも取り組み、バリアフリー設計を採用した。
2025年6月操業開始。建築面積は5207平方メートル。延床面積は6661平方メートル。小牧製作所の総面積は約16万2100平方メートル。投資額は約27億円。
https://www.sumitomoriko.co.jp/news/2024/hqcopu0000001lx7-att/n51910765.pdf
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