ツムラは、群馬県邑楽郡明和町(明和東部工業団地C区画)に、漢方製剤の新たな生産拠点を建設する。
同社は現在、茨城県稲敷郡阿見町と静岡県藤枝市の2つの生産拠点で漢方製剤を生産しており、需要拡大に対応するため、生産能力の増強と安定供給体制の確立を目指し、国内第3の生産拠点を構築する。
新工場は、エキス粉末製造棟・造粒包装棟・品質管理棟・倉庫棟・事務棟・エネルギー棟などで構成。今回、明和東部工業団地を選定した理由として、交通利便性の高さ、人材確保の可能性、生産インフラの充実、既存の生産や物流拠点からのアクセスが良好、サプライチェーンにおけるリスクを考慮した事業継続性などを挙げている。
土地面積は、7万9000平方メートル。土地取得価額は、約18億円。2029年度操業開始予定。
https://www.tsumura.co.jp/news/newsrelease/item/20241218.pdf