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装置や設備における制御の複雑化がますます進む中、従来の中継ボックスを用いた接続から、よりシンプルなボックスレス化が進んでいる。これは、コンポーネントの増加や作業工数の増加によるコスト圧力に対応するためである。フエニックス・コンタクトは、このようなニーズに応え、分岐・中継用コネクタとしてIPDシリーズとQPDシリーズをラインアップしている。
IPDシリーズは、Push-in式を改良したPush-lock式を採用しており、迅速な接続に加え、裸線の接続や電線の取り外しを容易にすることで、より柔軟な配線に対応。QPDシリーズは、電線を固定したナットを締め込むことで、高い信頼性と耐久性を確保する圧接式を採用している。いずれのシリーズも、作業性や生産性に優れており、IP69Kという最高グレードの保護等級を有するため、過酷な環境下での使用にも適しており、装置や設備だけでなく、トンネルやインフラ、イントラロジスティクス等の広い分野にも使用されている。
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