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東京計器は、栃木県那須郡の那須工場敷地内に防衛機器を取り扱う「防衛管理棟」を竣工し、稼働を開始した。
那須工場では長年に亘って陸海空の自衛隊が保有する航空機や艦艇向けの搭載機器を多数手掛けてきた。昨今の防衛予算増額にともなって増産へ向けた生産場所の確保、新たな製品開発の対応などに向けて建設費約15億円を投じて「防衛管理棟」を新設した。目下の増産体制の構築や将来の新製品の開発・生産を取り扱うための十分な広さを確保し、防衛事業の管理・調達部署を集約し、スムーズな生産体制を実現。GHG排出量削減に対応するため、屋上へ太陽光発電を設置可能とするほか、高断熱仕様とすることで空調効率を向上させ、消費電力を削減する。
総床面積は5580平方メートル。投資額は約15億円。
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