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オプテックス・エフエー主催による「第11回 現場川柳」の受賞作品が決定し、大賞には組長さんの「百均の 商品を見て やる気落ち」が選ばれた。
現場川柳は、同社が定めた「センサの日(10月3日)」を記念して、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわる川柳を募集する企画。今回が第11回目となり、2024年10月から12月にかけて作品を募集し、全9250作品の応募があった。
大賞の「百均の 商品を見て やる気落ち」(組長さん)は、商品数の拡大が著しい100円均一ショップを舞台に、製造業に関わるからこそ感じる驚きと悲哀を表現した現場川柳らしい一句として選ばれた。
このほか各賞について、優秀賞は、やってはいけない見本を示して会社に名を残している「新人の 教材になる 俺のミス」(ちゅんすけさん)と、すっかり現場に定着した空調服にまつわる「温暖化 空調服が 脱げぬ秋」(ほり・たくさん)、コンプライアンスの時代ならではの「オスメスと ネジ呼ぶだけで セクハラに」(ビッグベイビーさん)、見ル野賞は「絵画より 額縁みてる うちのパパ」(よっしーさん)が選ばれた。
入賞作品は、「どこのネジ 床で怪しく 光る君」(’ちびたさん)、「来年も ここに居るかは 50−50」(よねちゃんさん)、「まご器用 将来有望 園児ニア」(yuzuさん)、「上司部下 間の自分 バネ座金」(眠子さん)、「高齢化 ゆれる爺にも 治具がいる」(ちゅんすけさん)、「禁じ手の センサ殺しで 間に合わせ」(深澤健聖さん)。「ラダー図の 途中で迷子 今どこだ」(高橋クリスのFA_RADIOさん)、「見積もりが 安すぎたのに 気づく夜」(へんみぐうぇいさん)、「大阪の 報連相には オチが要る」(爺メン67さん)、「始末書を GPTで 再精査」(まぬゃさん)