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京セラコミュニケーションシステム(KCCS)と北海道大学は、雪上を走行する中速・中型自動配送ロボットの共同開発と準公道での走行試験に成功した。
北大 江丸准教授が研究する積雪・降雪環境でのAIによるノイズ除去技術と、KCCSが開発する自律走行技術を組み合わせて積雪・降雪の悪環境を走行する無人自動配送ロボットを共同開発。実験では、降雪量約3cm/hの環境時と除雪路で10km~15km/hでの安定走行に成功。側面積雪に対してもGPS等で補正することで正確な自己位置推定を実現。カメラにヒーターフィルムを装着することで融雪を促し、視野を確保し、降雪環境でも安定した遠隔監視および操縦操作を実現した。