
東芝インフラシステムズは、防衛装備品の生産効率化のため、東芝横浜事業所(横浜市磯子区)内に電波試験棟と製造棟などを新設する。建設費用は約79億円で、2026年4月の稼働を予定している。
同社は、電波システム事業において防衛装備品を効率的に製造するため、製品に用いるレーダー等の試験を行う電波試験棟および製品の製造を行う製造棟を新設し、隣接して防衛装備品の車両保管倉庫も新設する。防衛装備品の製造は主に小向事業所(川崎市幸区)で実施しているが、今回横浜事業所で行う新棟建設により製造能力が向上する。
電波試験棟は鉄骨造4階建て、製造棟は鉄骨造2階建て、車両保管倉庫はテント膜構造1階建て。延床面積は4541平方メートル(電波試験棟、製造棟、車両保管倉庫の合計)。2026年4月に稼働を予定している。
https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2024/12/news-20241225-01.html