
日立製作所は、生成 AI普及によって急拡大するデータセンターの需要に対し、データセンター事業体制を強化する。
デジタルシステム&サービスセクターにデータセンター事業統括本部を設置し、日立グループ横断の事業戦略の策定やグローバル協創パートナーとの連携強化を推進。実行機能の強化として、データセンターの IT 運用・サービスをワンストップに対応できる体制を構築するため、これまで日立、日立システムズ、日立インフォメーションエンジニアリングが3社で連携・展開してきたデータセンターサービス事業を、4月1日付で日立システムズに統合する。統合後は1500人のデータセンター関連エンジニアを結集し、データセンターのファシリティ設計・管理から IT 運用、グリーンなファシリティサービスまで End to End で提供できるようになる。
またグループが有する再生可能エネルギーの発電から送電・蓄電の技術・ノウハウ、エネルギーマネジメント、冷却装置などのファシリティ、IT インフラ/サービスなど多様なソリューションを最適に組み合わせ、トータルに運用・管理するマネジメントシステムを構築し、環境負荷低減を実現するグリーン
エネルギー活用に根差したデータセンター事業の推進を目指す。