
シュナイダーエレクトリック「STC6000シリーズ」は、表示と操作、制御を一体化した表示器付コントローラ。DIO32 点(入力16点、出力16 点)を標準搭載し、表示器の筐体に表示と操作、制御の表示器とPLCの機能を集約したオールインワンモデル。PLCと表示器をそれぞれ搭載した場合に比べ、省スペース・省配線の装置設計が可能。DIOやAIOをTM3モジュールで拡張でき、様々なアプリケーションに柔軟に対応できる。
ソフトウェアも「GP-Pro EX」で制御用のロジックプログラムと操作用表示画面の作画とを開発・管理でき、ラダー言語で作成したロジックをドラッグ&ドロップで作画のパーツに転用した工数削減も可能。有償で作画のコンサルティングサービスも提供し、多言語化やユニバーサル表示などの高度な画面制作の代行も依頼できる。
また遠隔監視ソフト「Pro-face Connect」にも対応し、セキュアな遠隔監視やリモートメンテナンス機能を簡単に実現できる。
これまで表示器を搭載せず、スイッチやランプでの表示と操作が主だった食品加工機や小型加工機などシンプル構成の装置や、温湿度などアナログ情報の管理をミニマムで実現するスマート農業や植物工場向け装置などに最適。