日精樹脂工業は、米国テキサス工場での生産能力の増強に向けて行ってきた射出成形機組立工場の拡張工事を完了し、2025年2月から増築スペースの稼働を開始した。
米国工場は、2018年3月から稼働を開始。開業当時は、Made in USAのハイブリッド式大型射出成形機の組立てを着々と進め、200台以上の米国製大型機を北米・中南米市場に送り出してきている。これまでは型締力5500kN~1万2800kNまでの大型機の生産を行ってきたが、北米市場では自動車産業や住設、建築資材向けを中心に、さらなる超大型機設備への要望が多く寄せられたことから米国工場の拡張を決定し、同2万9400kNクラスの超大型機まで組立可能な工場へと増強した。
敷地面積は、3万6500平方メートル。建屋面積は、増築スペースは、2841平方メートル。建屋面積は、1万3521平方メートル。
日精樹脂工業、米国テキサス工場の射出成形機組立工場を拡張
- 2025年3月6日
- 工場・設備投資
- 2025年3月5日号, 日精樹脂工業
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