岡本硝子は、世界的なデータセンター建設の加速化等によるガラス偏光子の受注拡大への対応として、千葉県柏市の薄膜事業所に新たに1ラインを増設し、生産能力を増強する。
データセンターに設置されたサーバーや演算装置は、高速化と低電力消費化のため光ファイバーによって接続、連携されている。この光ケーブリングシステムにはレーザー光が使用されており、レーザー光の戻り光によってレーザーダイオードが損傷されることを防ぐために光アイソレータが用いられ、その需要は拡大すると見られている。同社のガラス偏光子はアイソレータ用途に使われており、データセンターの建設等に伴う偏光子の需要は拡大すると判断した。
投資金額は2025年度100万円予定。生産開始は、2026年1月予定。
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