三菱電機は、保有する北弘電社の全株式をきんでんに譲渡することで合意した。実施日は4月1日を予定しており、これにより北弘電社は三菱電機の子会社からきんでんの子会社に異動することとなる。
北弘電社は、1951年設立の北海道札幌市を本社とする電気設備工事業者で、北海道を中心に屋内配線工事事業、電力関連工事事業、産業設備機器の仕入・販売等を展開している。
三菱電機は、2024年4月に北弘電社の申し入れによって完全子会社とし、経営状況の改善を図ってきたが、今回、ポートフォリオ戦略に基づく関係会社の再編にともない、北弘電社は同じ工事会社であるきんでんと一体となって事業運営を進めることが事業発展に寄与すると判断した。
きんでんは、再開発など旺盛な建築工事需要、再生可能エネルギープロジェクトの活性化等で盛り上がる北海道エリアで、施工実績と顧客基盤、施工体制を有する北弘電社を子会社化することで北海道エリアでの受注拡大に寄与すると判断した。
三菱電機、北弘電社の全株式をきんでんに譲渡 北弘電社はきんでん子会社に
- 2025年3月12日
- FA業界・企業トピックス
- 2025年3月12日号, きんでん, 三菱電機, 北弘電社
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