
タムラ製作所は、大型トランス・リアクタを生産するメキシコの連結子会社Tamura Power Technologies de Mexico SA.DEC.V.の第2工場が2稼動を開始した。
大型トランス・リアクタは、風力発電・太陽光発電設備のパワーコンディショナー、直流給電による送配電、PDUやUPSなどの電源システムに使用されている。北米では生成AIの広がりなどからデータセンター関連需要が活況で、メキシコ工場ではデータセンター内のPDUやUPS向けに大型トランス、リアクタの受注が大きく拡大している。
2023年にメキシコ工場で生産能力の増強工事を行ったが、高い稼働率が継続していることから近隣地に更に第2工場を開設することとした。設備投資額は約100万ドル(1億5000万円)。第2工場は延床面積4000平方メートル、