
オリンパスは、医療機器の主要製造拠点のひとつである長野県上伊那郡辰野町の長野事業場に新棟となるB棟を建設する。
長野事業場(長野オリンパスを含む)は、内視鏡製品の医療用レンズや成型部品、電子部品など多種多様な部品を製造している。今回、2024年秋に稼働を開始したA棟に続き、新たにB棟を立ち上げ、2022年に分社化したエビデントの敷地内に設置されている主要部品の開発・製造機能を移管し、将来の事業拡大に備えた生産能力を確保する。最新設備を備えた自社施設に生産品目と機能を集約し、製造活動の強化を進める。
B棟は、医療機器製造を担う安心・安全な建物仕様、A棟との一体化と、IoT技術を活用した「視える化」や効率化の推進、環境配慮と新しい働き方の導入をコンセプトに建設する。新地上2階建で、総延床面積は1万7665平方メートル。