
オリエンタルモーターは、AGV・AMR制御用のコントローラ「モバイルロボットコントローラMVC01」を発売した。
同製品は、上位制御機器からの指令に基づいてAGV(自動誘導車)やAMR(自律移動ロボット)などの搬送ロボットを制御するコントローラ。自ら走行座標を把握し正確な運転が可能。AGV/AMRの走行に必要な走行制御機能を搭載し、車輪ごとの計算や軸間同期制御は同製品が行うため、上位制御機器で直接制御する場合に比べてROSノードや自作プログラムを削減でき、ソフトウェア設計の負担を軽減できる。
走行制御部分をモジュール化することで、メカナムホイールなど車輪を変更した場合でも上位側の設定はそのまま、同製品向けのエンジニアリングソフト「MVC Studio」で簡単に再設定が可能。またIMUを搭載し、 ジャイロオドメトリで算出した位置情報を出力でき、スリップなどでの実際のロボットと位置情報の誤差を抑え、高精度な位置情報を出力できるようになっている。
同社のブラシレスモーター「BLVシリーズRタイプ」を使用したAGV、AMRの制御に対応している。
https://www.orientalmotor.co.jp/ja/news/newproducts/20250228-mvc01