
シーシーエスは、複数の照明を簡単に制御できる画像処理用LED照明デジタル電源「PD4-Aシリーズ」を発売した。
検査用照明は、点灯時間や調光、ON/OFF切替タイミングなど細かな設定が必要で、電源にも操作性が求められる。近年は検査内容の複雑化によって複数の照明を組み合わせるケースも増えており、制御の重要性が高まっている。
それに対し同製品は、最大8チャンネルの照明の制御や、多機能な点灯制御機能を搭載。最大16ステップの点灯パターンと実行順の設定、ステップごとの調光値と点灯時間を設定でき、多面検査や複数項目の検査、フォトメトリックステレオ法検査にも活用できる。
PLCのリンク機能に対応し、イーサネットを介して通信可能、電源と照明制御用の専用プログラムがいらず、PLCプログラミング工数を大幅に削減可能。簡単に照明の制御や各種データの読み取り・書き込みができる。
また照明の点灯とカメラのシャッタータイミングを合わせるための機能として、PWM制御機能で周波数を500kHzに設定でき、点灯周期を短くして明るさのばらつきを低減。トリガー/パラレルの入力信号の電圧も5Vから対応し、電圧変換ユニットを不要とし、機器構成の単純化が可能となっている。
https://www.ccs-inc.co.jp/ecsuites/uploads/news/1/20250307093512293.pdf