
パナソニック インダストリーは、耐屈曲1000万回、曲げ半径R2〜R4mm、従来汎用ファイバと同等価格の3700円の折れない・曲がる・低価格を兼ね備えたタフファイバ搭載タイプを拡充している。このほど円柱型ファイバ、エリアファイバ、限定反射型ファイバのラインナップを追加した。
円柱型ファイバは、高品質で使いやすく、センタリング精度・鏡面度を高め、形状が細く、狭い場所にセットビスで取付け可能。今回、反射型の先端径φ1.5mm、先端長さ10mmの「FD-S23」を発売した。
エリアファイバは、不明確な形状・位置のワークを光の帯で逃さず検出し、形状判別にも利用可能。落下ワークの検出や長さ判別、蛇行量の管理、スリットの有無確認などさまざまなアプリケーションで使われている。今回、反射型のアレイファイバセンサ「FD-AL12」をラインアップに追加した。
限定反射型ファイバは、検出距離を特定範囲に限定し、背景の影響を受けにくいファイバ。積層したワークや背景が近い場合に有効。今回、ガラス基板の検出に適した、アライメントファイバ「FD-L24A」と、0~29mmの範囲でガラス基板の有無を安定して検出する「FD-L25」をラインアップ追加した。
https://industry.panasonic.com/jp/ja/products/fasys/sensor/fiber