
ジック「W10」は、直観的なタッチディスプレイ操作と選択可能な動作モード、IP69Kの堅牢なステンレススチール筐体、IO-Link機能を備えたレーザー三角測距センサ。
拡散反射型光電センサとしては初めてタッチディスプレイを採用し、動作モード(スピード、スタンダード、プレシジョン)、FGS(前景抑制機能)、BGS(背景抑制機能)選択、個別のティーチイン設定、あらかじめ設定されたパラメータやリミット値など、直観的に操作でき、設定やメンテナンスを効率的に実行できる。ロックアウト機能で第三者によるアクセスや不要な設定変更も防止。IO-Link経由でも簡単に設定、通信もできる。
高精度クラス1レーザー光源と、高速かつ高精度なライン受光素子を組み合わせ、20mm~400mmのショートレンジ、20mm~700mmのロングレンジバージョン共に、高い繰り返し精度で非常に正確な検出を実現。スピードモードでの応答時間は1.5ms。高速稼動する機械でも信頼性の高いスイッチング出力を保証している。
最適な調整を行うための個別ティーチオプションを用意し、設定された距離の対象物を検出する通常の1ポイントティーチに加え、2ポイントティーチでは異なる距離の対象物を検出。マニュアルモードはティーチオプションを拡張し、さらに柔軟に使うことができる。