富士電機は、スマートファクトリー事業の強化に向けて製造業向けAIサービスを提供するフツパーに出資した。
富士電機は、生産ラインの稼働やエネルギーの使用を監視・制御し、最適な生産計画の立案と安定的、かつ高効率な生産活動を支援するスマートファクトリーについて、自社工場のスマートファクトリー化とその技術・知見を活かしたスマートファクトリー事業の強化を進めている。
フツパーは、2020年設立の製造業向けAIサービスを提供するスタートアップ。外観検査などの画像分析や、生産ラインにおける人員の最適配置を実現する独自のAI技術を持ち、高品質で低価格な汎用パッケージを提供できる点に強みを持つ。
両社は、スマートファクトリー分野における技術・製品シナジーを発揮してソリューション提案を強化し、新製品・新事業の創出を目指す。また富士電機はフツパーのサービスを自社工場へ適用し、さらなる生産性向上や省エネ化を図る。
https://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/1204663_4830.html