
新コスモス電機は、大阪府大阪市淀川区の本社エリアに、ガスセンサの生産を行う淀川工場を開所した。
同社は、2014年に兵庫県三木市に竣工した世界最大級のガスセンサ研究開発、製造設備、コスモスセンサセンターでガスセンサの基礎研究から製造までを一貫して行ってきた。新たに開所した淀川工場は、ガス警報器の受注増にともなうガスセンサの生産増への対応とBCP対応を目的とした第2の生産拠点となる。本格稼働をすると、ガスセンサの生産能力は現在の約2倍以上となる計画。特に、MEMSセンサは家庭用電池式ガス警報器に搭載されており、現在家庭用電池式ガス警報器の需要が増えているアメリカをはじめグローバル展開の重要な役割を担う。