河村電器産業とIIJ、AI用GPU搭載サーバも収容できるモジュール型エッジデータセンターを共同開発

河村電器産業とインターネットイニシアティブ(IIJ)は、生成AI用のGPU搭載サーバに対応できるモジュール型エッジデータセンターを共同開発し、2025年度下期に発売する。
同製品は、モジュール筐体に19インチサーバラック1架とサーバ冷却装置、UPS(無停電電源装置)、物理セキュリティなどデータセンターに必要な機能を搭載。ビル型やコンテナ型に比べて短納期かつ低コストで設置可能。モジュール筐体は汎用キュービクルの函体をもとに開発し、幅120cm、奥行200cm、高さ230cmと小型で屋内屋外を問わず設置可能。建築基準法で定められている建築物に該当せず、設置時の建築確認申請は原則必要ない。
1モジュールあたり45kWの電力供給とそれに対応したサーバ冷却能力を有し、複数モジュールの連結、受電設備やUPS等をモジュール化して組み合わせもでき、需要に応じた規模のデータセンター設備に柔軟に拡張が可能となっている。
AI処理をローカルで行いたい製造業の生産現場・工場や研究・開発拠点、医療機関などでの活用やリモート拠点でGPUクラウド事業やシステムを運用したい再エネ事業者、自動運転など低遅延の通信・高度なデータ処理が求められるMEC、ローカルAIを活用したスマートビル管理、工場自動化やクラウドゲーミングなどを実現したい企業などでの利用を想定している。

https://www.kawamura.co.jp/news/20250311

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円となっています。

CTR IMG