
デンソーウェーブは、新型RFIDスキャナ「SP2」を発売した。
同製品は、アパレル業界を中心に幅広く採用されている従来モデル「SP1」のコンセプトを受け継いだRFIDスキャナ。体力的な負担を低減するための軽量化と、人手不足で多様な人材が働くなかで誰でも使いやすいユーザーインターフェースを搭載した。
重量は、10%軽量化した311g。重量配分も変更し、重量では表せない使用感も向上。ユーザビリティは、業務に応じて接続デバイスを素早く変えたいという顧客ニーズに対応し、設定のしやすさにも配慮。セパレート型RFIDスキャナとなっており、NFCでスマホ等のスマートデバイスをSP2にかざすだけのワンタッチ接続に対応している。
Android、iOS、Windowsと多様なOSに対応し、スマホ・タブレット・PCなどさまざまな端末と連携でき、ディスプレイも幅広い製品群の中から選ぶことができる。
読取性能は、アンテナ部に小型・軽量化と読み取り速度向上を両立した新型アンテナを開発し、棚卸時間は従来品比で約10%削減。出力を調整することで周囲にタグがある環境でも手元のタグの読み取りや書き換えができ、1点ずつ読み取りたい出荷やピッキング作業をはじめ、最大読取距離8m以上を活かし、遠くから多くのRFタグを読み取りたい棚卸作業にも対応するなど、業務に合わせた柔軟な読み取りが可能となっている。
https://www.denso-wave.com/ja/adcd/info/detail_20250319.html