
山洋電気は、小型・軽量が特徴のACサーボシステム「SANMOTION G」について、業界トップクラスの小型を実現した2軸一体のACサーボアンプを発売した。
同製品は「やさしさ」と「使いやすさ」をコンセプトに開発した2軸一体型のACサーボアンプ。1台のサードアンプで2軸のサーボモータを駆動でき、単軸サーボアンプを2台使った場合に比べて設置面積は38%低減。質量も19%軽量化し、装置内のスペースも有効活用が可能。配線本数を35%低減し、配線作業の負担も大きく軽減している。
エネルギーについても、一方の軸が減速する際の回生エネルギーをもう一方の軸の動作に有効活用でき、単軸サーボアンプを2台使った場合に比べてエネルギー損失を18%低減。
また、2軸を省配線で同期運転が可能。2軸に適したプログラム運転を搭載し、シンプルな指令で、高精度な2軸の位置決め運転が可能。簡単に動作確認ができ、利便性が向上している。
またセットアップソフトウェアで2軸の動作をひとつの画面で確認でき、装置の立ち上げ・調整などのセットアップ作業が簡単になり、メンテナンス性も向上する。
https://www.sanyodenki.co.jp/products/product_news/2025/20250327_sanmotion_g.html