
リタール「Blue e+S(ブルー・イープラスS)」シリーズは、ヒートパイプとコンプレッサーのハイブリッド冷却を採用し、従来品に比べて平均75%の省エネを実現した効率的な盤用クーラー。
周囲温度が盤内温度より高い時にはコンプレッサークーラーとして、周囲温度が盤内温度より低い時にはその温度差を利用しヒートパイプ空冷式熱交換器として稼働し、CO2の削減とエネルギー効率を実現。冷媒には低GWP値の不燃性混合冷媒「R513A」を採用し、CO2排出量削減に貢献する。
また、稼働状態の確認やメンテナンス性も向上し、LEDライトバーによって遠くから稼働状態が一目で確認可能。正常時の色は白・青・緑・ピンク・無灯から選ぶことができ、アラーム時は重大さによって冷却機能に影響するエラー発生は赤色で、故障ではないが注意すべき状態は黄色で表示。
デジタル機能としてNFC通信に対応し、スマホアプリの「リタールScan&Service」で製品仕様の確認と製品管理、パラメータの設定・変更に対応。別売りのIoTインターフェースによって社内イントラネットやインターネットに接続して遠隔監視機能を追加することもできる。
ラインアップは300Wと500W、1000Wをそろえ、制御盤や分電・配電盤の寸法、発熱量に合わせた適切な温度管理が可能となっている。